にゃらまち奈良町

+初めての正倉院展+

本日、初めて正倉院展へ行ってきました。
お目当ては「平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう」と「白瑠璃碗(はくるりのわん)」。
素人目ですが、今回の目玉展示ではないかと思います。

実は仏教美術史専攻なのですが、今までに一度も王道である「正倉院展」へ行ったことがなかったのです。

理由はひとつ。人が多いから!
普段めったに混まない博物館が、この時期だけ「入場に1時間待ち」や「お目当ての展示品に近づけない」、
さらに「(自分のペースで)眺めることができない」という状態なのです。
特に土・日・祝は言わずもがな。。。

カレンダーどおりの休日なので、どうしても人波と戦う覚悟が試される正倉院展。
そんな理由で避けていました。
でも今年知ったのですが、金曜(土日も)は19時まで開館してるんです!
しかも閉館1時間半前(だから17:30からですね)からは「オータムレイトチケット」という
お得なチケットが販売されます。

『…なんで知らなかったんだ、私。』と自分に渇を入れ、退社後に自転車を飛ばすこと25分。
オータムレイトチケットで無事入館できました。

そして今回どうしても見たかったのが「白瑠璃碗(はくるりのわん)」です。
なぜコレに固執してるのかというと、9月に岡山でこれと全く同じものを見たからです。
それは『児島虎次郎記念館』に展示されていました~
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こちらが児島虎次郎記念館。倉敷のアイビースクエア内にあります。
こちらの虎次郎さんはかなりかいつまんでお話しますと、
自分で絵を描くだけではなく「日本の美術界のために海外の
素晴らしい見本が必要だ~」という考えをお持ちの方で、
実業家・大原孫三郎の援助で自ら買い付けに行ってたりする人です。
その範囲はとても広く、西洋美術のみならずエジプトやイスラム圏、中国の美術品も集めてたんですね。
その中で先述の「白瑠璃碗(はくるりのわん)」と同じものがあったのです。
正確に言うと白瑠璃碗の親戚だったであろう、というガラス碗が展示されていました。
残念ながら児島虎次郎記念館のものは出土した状態が悪く、ガラスが砂と交わったまま長い年月を経たため、ガラス質が砂岩へと変化してしまい濁った砂の碗へと変化してしまっていました。

ただかすかに残るガラス質の煌きと白瑠璃碗と同じ出土地域・年代、そして同じ形。
解説には「これと同じものが正倉院にあります」と書かれていました。

ロマンですよね~見たいなと思っていたものが、まさか今年の展示で出てくるなんて!
毎年出展内容が変わるので、もしかするとン十年先になっていたかもしれないのに
年内にお目にかかれるチャンスが来るなんて。

実物を目にしたときは「よくぞ残ってた!」と感慨も一入だったのですが…
横で見ていた人の『あれウチの灰皿にそっくりだな~」の一言に1400年のロマンも
感慨も何もかも吹っ飛んでしまったのでした^^;

何はともあれ夜の正倉院展オススメですよ!
やや混雑していますが、ゆっくりと展示品を見て回る事ができます。

正倉院展も『みけさま写真展 vol.2』も11/11(火)が最終日です。お早めにどうぞ~~(笑)
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by nyaraphoto | 2008-11-07 22:21 | 好きなもの

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みけさま展 vol.3

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